竜崎は大好きな月のためなら、何でもやれちゃう変態です。(当然のごとく)
セーラー服だろうが、パンチラだろうが全然平気!な方、どうぞ。   
  
四月莫迦
「日本の男性は、セーラー服に興奮するらしいですね。」
「…全部が全部、そうとは限らないと思うけど?」
「夜神君は、お嫌いですか?セーラー服。」
「別に、お嫌いではないけど。…ただ、今は好んでないかな。」

セーラー服とは、可愛い女の子が着てこそ興奮するものだ。
更に云うなら、胸が小さくてスカートを短くするなら細い足も欠かせない。
たとえば、粧裕とか。
(残念ながら、粧裕の中学はブレザーだけど。十分似合ってるけど。)
ミサは、中途半端に胸があるから、たぶんセーラー服は似合わないと思う。

「そうですか。それは、残念です。」
「そうだね。せっかくセーラー服着てきたのに、残念だったね。」

確かに、竜崎は足は細いし(多分栄養バランスの悪い食事とあの座り方はきっと無駄に筋力使うんだ)、胸はない(男だからな)。
でも、だからってセーラー服が似合うわけでもない。
むしろ、気持ち悪い。

「更に云うなら、眼鏡もみつあみおさげも猫耳も網パンツも、お好みじゃないから。
「……ワガママですね、夜神君は。」
「そうでもないと思うけど?
 っていうか、何の茶番なんだい、それは?竜崎?」

急に呼び出された、僕のお気に入りの喫茶店。
いつものロンTジーパンぼさ頭を探していたら、とんだ変態を発見してしまった。
その変態はあろうことか、明らかに男のクセにセーラー服を着ていて。
更に、眼鏡をかけたそのおさげがみからは、髪と同系色の大きな猫耳がこんにちはと顔を覗かせていた。
気付かなかったことにして、そのまま素通りしようと思ったら、
あろうことかその変態は「遅かったですね、夜神君」などと云いやがった。
無言で立ち去ろうとした僕の腕を、その変態ははっしと掴み、向かい側の席に座らせた。

そのせいで、見たくもないものが見えた。
その変態は、セーラー服を着ているくせに、いつもの座り方をしていた。
そのため、スカートの中が、向かい側に座った僕にはいやおうなしに見えてしまったのだ。
ただ見えたなら、まだいい。

…どうして網パンツなんだ?

布という目隠しのない、その凶器としか云い様のないブツが、ダイレクトに見えてしまったではないか。

「ミカンネットにワカメ…、あれはミカンネットにワカメ……、ミカンネット、ワカメ…ワカメ……
 うっわ、ダメだ。変換し切れない…、気持ちわるっ!!
「店内では静かにしてください。恥ずかしいヒトですね。」
「お前がな!」

嗚呼、どうして貴重な春休みを、こんな変態に絡まれなきゃいけないんだ。
デートだから?
気色悪いことを云わないでくれ。
恋人同士じゃないですか、だと?
ははっ、夢ならマクラ抱いて一人で見ろ。

「ああ、そうか。解かった。」
「何がですか?」
「今日はエイプリルフールだったね。」
「確かに今日は、4月1日ですが。」
「いやいや、恐れ入ったよ。さすが、世界のLは気合の入れようが違うな。」
「何の話ですか?」
「うん、実に勉強になったよ。」

為にはならなかったけどね。

「おかしな夜神君ですね。
 あ、なるほど。私のこの姿に興奮して、頭に血がのぼ…」
黙れ、四月莫迦!
そして、二度とこの店には来られなくなったじゃないか!
うふふ、変態竜崎バンザイ★

...20060401
×おしまい